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(上記写真をクリックすると動画が再生されます)
https://youtu.be/KwMrdXt-7Os

この春。スペインの大切な音楽仲間からの呼びかけで、とてもハートフルなプロジェクトに参加をさせていただきました。
THE IMPOSSIBLE IS POSSIBLEというメッセージとともに、楽譜と音源が手元に届き、すぐにレコーディングにとりかかりました。

世界のミュージシャンが、COVID-19の影響を受けた人々とケアをしてくださる専門家を称えて、映画「The Impossible」 のサウンドトラックの演奏をしました。収益は、国境なき医師団へのメッセージとして寄付されるようです。詳しくはこのYoutubeの詳細をご覧ください。

私自身、遠く離れた海外の大切な仲間と、このような形で一緒に共演するとは思ってもいませんでした。全世界の奏者が、離れていても、(私も含めて) 特別な想いとともに奏でた音の響き。心の深いところまで音楽がしみ込んでいくような不思議な感覚です。

作曲は、Fernando Velázquez氏。様々な映画の音楽を手がけている方です。Impossibleの監督 Juan Antonio Bayona氏もコラボレートされています。素敵なチェロのソロは、Richard Harwood氏(貴重な5ショットのフェイドアウトの前の表情が、とても素敵です。)、ピアノはJames Rhodes氏。

ベラスケス氏は、ご自身のフェイスブックに、以下のように述べています。
(原文まま)

With this joint interpretation from very diverse places in the world, but each from confinement, we have wanted to express that we are all united through our emotions, our fears and our desires – something that we forget too often… and in a similar way, we can unite our actions to help each other in the task of creating a more caring world in the face of adversities, which like the tsumami of ‘The impossible’, always end up reaching our lives.

https://www.facebook.com/fernandovelazquezmusic

この中にある、
we can unite our actions to help each other in the task of creating a more caring world in the face of adversities

・思いやりのある世界をつくる
・お互いを助け合う

この動画に出会ってよかったと思っていただけるきっかけとなりますように。

COVID-19の影響で天に召された方々の安らぎと、今も苦しんでいらっしゃる方々の一日でも早い回復をお祈りします。そして、このプロジェクトのコアな部分でもある、緊迫した現場、最前線で働く医療従事者、専門家の方々に感謝をこめて。
影響を受けている方々、現在闘病中、持病をかかえている方、不安を抱えている方、、、一人ひとり境遇は異なりますが、心にそっと寄り添い届き、心のなかから希望に変わりますように。

名門オーケストラのパフォーマーとフリーランスのミュージシャンによる58人の演奏。58人の中の1人の仲間にいれていただき、「より思いやりのある世界を作る」メッセージがこめられた、素晴らしいプロジェクト・作品を通して世界の音楽家たちと共演させていただいたことに深く感謝をいたします。
このプロジェクトに参加しました、というだけであれば、個人の報告で終わってしまいますが、私のこれからの演奏活動やその他の活動を通して、このプロジェクト動画・メッセージを届けていく努力もしていきたく思います。

ぜひ、最後までじっくりとお聴きください。

以下、スクリーンショットです。スペインの作曲家のFernando、ヴァイオリニストのMaialen、ありがとう。Maialenの動画には、実はキティが一緒に。

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