実践とプロジェクト
ヴァイオリニスト、認定ワークショップデザイナーマスター、社会教育士としての専門性を掛け合わせ、大学・行政・企業・福祉医療の現場で、音楽・アーツを軸にした実践を重ねています。
このページでは、その代表的なフィールドとプロジェクトをご紹介します。
大学・教育機関との協働
大学・高校の授業や研究プロジェクトに、ゲスト講師・ファシリテーターとして継続的に携わっています。
東京藝術大学
- 「芸術情報概論」(苅宿俊文氏担当授業)にゲスト講師として登壇、「藝大にいる間に知っておきたい芸術ワークショップの今」をテーマにワークショップを実践
- 大学院国際芸術創造研究科 ムジタンツクラブ、アトリエ・ムジタンツ、公開講座、地域連携プログラムに、演奏兼グループファシリテーターとして参画
- ムジタンツ「アートなお祭り1」なんゆきのヴァイオリン工房ワークショップ/「アートなお祭り2」なんゆきのアートな楽器マーケットワークショップ
- キュレーション教育研究センター アートプロジェクト(藝大×YAU)「音楽×身体×福祉」で、演奏・ファシリテーターとしてサポート
- アカンサス音楽祭への出演(卒業生としての貢献活動)
東京大学
- 教育学部附属中等教育学校 芸術祭にて、音楽ワークショップ実践をサポート(2021・2022年)
- 芸術創造連携研究機構ACUT「ジャンルを越えて音楽を楽しむワークショップ」に、演奏兼グループファシリテーターとして音楽教育研究者と協働。プレワークショップは単独で担当
その他の高校・大学
- 桐朋学園大学キャリア支援センター「音楽キャリア実践講座II」にゲスト講師として登壇、「在学中に知っておきたい”つながる音楽ワークショップ”の秘密〜多文化共生社会で活かせる音楽家の感性にせまる〜」を担当
- 姫路女学院高等学校 リベラルアーツ特別授業にゲスト講師として登壇、「インクルーシブ音楽ワークショップ」を実践
- 桐蔭学園高等学校 探究授業にゲスト講師として登壇
- 世田谷区教育委員会×昭和女子大学 協働事業「ムジカ」プロジェクトでのワークショップ、親子コンサート出演、ゲスト講師。ワークショップに関わるアドバイザーも兼ねる(2023~)
国際・社会包摂プログラム
英国ドレイク・ミュージック×川崎市×ブリティッシュカウンシル『かわさき♪ドレイク・ミュージックプロジェクト』では、担当校(特別支援学校)のプログラムデザインとメインファシリテーションを担当しました。
英国ボーンマス交響楽団×東京文化会館による社会包摂プログラム、英国マンチェスター・カメラータ×東京文化会館「Music in Mind」:認知症の方とご家族・介助者のための音楽ワークショップ実践プログラムにも参加。
行政・地域連携
行政・地域のプロジェクトでは、ワークショップデザインから人材育成まで、継続的に伴走してきました。
川崎市
かわさき♪ドレイク・ミュージックプロジェクト
「川崎市パラムーブメント『いろいろねいろ』インクルーシブ音楽プロジェクト
2023年6月始動(川崎市市民文化局主導)。初年度は、ワークショップデザイン・メインファシリテーション・演奏・人材育成・プロジェクト推進に参画し、国際交流センター、児童養護施設、特別支援学校、放課後等デイサービス、小中学校、特別養護老人ホームなど対象を変えながらVol.1〜Vol.22以上にわたり実践しました。その後の地域人材への参画の橋渡し役として、地域社会への貢献につなげました。
第47回全国特別支援教育センター協議会・研究協議会(川崎市大会、川崎市総合教育センター特別支援教育センター主管)では、記念講演インクルーシブ音楽ワークショップの実践実演を担当しました。
川崎市文化財団主催 パラアート・ミーティング
「障がい福祉施設等での音楽ワークショップのアイディア」では、ワークショップ研修講師を務めました。
世田谷区×昭和女子大学
協働事業「ムジカ」プロジェクト:幼稚園・保育園へのアウトリーチワークショップ、親子コンサート出演を担当し、ワークショップに関わるアドバイスも行っています。親子向けコンサート「ムジカ」は、定員に対し応募多数で抽選となる人気企画です。
千代田区×五城目町
東京都千代田区×秋田県五城目町 こども交流イベント「ゆる楽器でいきなりコンサート」(ソニー・ミュージックエンタテインメント/世界ゆるミュージック協会) にて、ワークショップデザイン、メインファシリテーション、演奏を担当しました。
兵庫県
兵庫県総合教育センター「特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導講座〜豊かな音楽活動を実現する授業づくり〜」にて、研修講師(ワークショップ・講義・演習)を令和6年度・7年度・8年度と3年連続で務めています。
企業・地域向け実践
アートスイッチなど外部パートナーからのキャスティングや、案件に応じた連携により、企業・地域それぞれに向けたプログラムを提供しています。
企業向け
- 山田コンサルティンググループ株式会社: 社員向けワークショップ、親子向けワークショップ、ランチタイムコンサート(アートスイッチからのキャスティング)
- 巣鴨信用金庫:「はじめてのヴァイオリン」ワークショップ(アートスイッチからのキャスティング)
ほか
地域・こども向け
埼玉県内保育園、学童保育、文京区アートスイッチ茗荷谷アトリエ、大塚地域活動センター(OOS連携企画)にて、ワークショップ、訪問コンサートなどを実施(アートスイッチからのキャスティング)
大塚地域活動センターでの親子向けワークショップでは、事前応募の倍率が8倍を超える人気企画となりました。
このほか、STEAM教育で育む非認知能力をテーマにした「音楽とアートで自分を知ろう『波』」ワークショップなど、独自プログラムの開発にも取り組んでいます。
福祉・医療現場での実践
福祉・医療の現場では、子どもから高齢者まで幅広い対象に向けた実践を重ねています。
「認定NPO法人あっちこっち『みんなの芸術学校』」
- ヴァイオリン体験ワークショップ
- こどもホスピス(大阪)
- こどもホスピス(横浜市) うみとそらのおうち グリーフカフェコンサート
- 神奈川県立こども医療センター クリーン病棟での演奏
- 放課後イベントの参加型プログラム
- 能登半島復興支援(珠洲)での参加型プログラム
その他の福祉・医療実践
- 特別養護老人ホームでのワークショップ実践
- 障害福祉施設職員、支援団体、保護者、教育関係者などを対象とした音楽ワークショップ研修講師
- 重症児医療ケアホームでのワークショップ実践
サロン・ワークショップ 協働プロジェクト
サロン・ワークショップ企画
クラシックのレパートリーからテーマにあわせて幅広く上げています。
- 「哲学と音楽」をテーマにしたサロンコンサートTETSU-ON SALON
- なごみ邸音楽サロンシリーズ (古民家・なごみ邸)
- 萩原天神「学びの森」:ヴァイオリンと自然の音遊び〜神社の夏を体験してみんなで音を作ろう〜
- 「楽しい音楽探求会」ミニワークショップ・コンサート
- ソシアリンク・ミュージック「音のワークショップ」(オンライン)
- 対話型音楽鑑賞「音と言葉が出会うとき〜ワークショップ・ミニコンサート〜」
- バロックダンスワークショップ
演奏活動(抜粋)
さまざまな形態の出演依頼をいただいています。
君津市民文化ホール 松本ピアノコンサート
水戸芸術館 オルガンコンサート
フラダンス公演
地域の社会福祉協議会主催の敬老の日コンサート、区役所ロビーコンサート、寺社での奉納コンサート、病院ロビーコンサート
ほか
その他
クラシック・クロスオーバーなどのレコード会社所属アーティストのコンサートへのサポート出演、高度な演奏技術を要するシンフォニックメタルへのゲスト参加、歌謡アーティストのコンサートへのサポート出演、2007年「Live Image 6」全国ツアーにストリングスメンバーとして出演。 渡辺貞夫コンサートストリングスメンバーとして出演、ほか。
学会発表・研究会・寄稿
実践だけでなく、学会や専門誌を通じた発信にも取り組んでいます。
- 月刊誌「社会教育」(日本青年館発行、2025年12月号)寄稿「現役ヴァイオリニストとして芸術と社会教育をつなぐ”学び重ね”の旅」
- The 13th Asia-Pacific Symposium for Music Education Researchでの共同研究ワークショップ発表
- 新しい音楽教育を考える会主催 第14回「音楽づくり」夏の研究会:教材をもとにした音楽づくりワークショップのデザイン・ファシリテーション実践(対象:音楽教育研究者・実践者・作曲家・大学院生・留学生) / 第15回:即興演奏サポート(邦楽ほか)
- 音楽教育研究者らとともに、TASモデル(「学校と社会を結ぶ音楽教育」プロジェクト)に演奏家として参加。ICTを活用した実践にも取り組んでいます。
大学、行政、企業、福祉医療——それぞれ異なる現場に合わせて、音楽・アーツを軸にして、選曲設計、実践してきました。